アラフィフからのハッピーな生き方①:更年期を心理学的視点から考えてみて

アラフィフ女性の生き方

アラフィフからのハッピーな生き方:更年期を心理学的視点から考えてみて

こんにちは。つきりんです。

ケロロの「更年期症状への対策」、質の良い睡眠についてのアドバイスが詳しく書かれていて、参考になりますね。つきりんも寝る前にヨガの「ハッピーベイビーのポーズ」を取り入れるようになりました。

私、つきりんもアラフィフ世代になり、更年期に突入しました。この時期、様々な体調の変化や心身の不調に驚き、どう対処していいのか戸惑うことが増えてきました。特に、突然の体調不良や心身の不安定さに悩まされ、最初はどうしていいか分からず、途方に暮れることもありました。

この変化に悩みもしましたが、少しずつ受け入れ、心身ともに向き合う方法を見つけてきました。そこで、今回は私の体験談を以下の順でお話しします。

・つきりんのプレ更年期および更年期体験
・この時期をどのように乗り越えてきたか、心理学的な視点や、実践したこと

この情報が、更年期の不安や悩みを抱えている方々の参考になれば嬉しいです。

※この記事は、私の個人的な体験に基づいた内容であり、一般的なアドバイスです。健康に関する具体的なアドバイスは、必ず専門家(医師や婦人科医など)に相談し、適切なアドバイスを受けてください。特に、更年期や心身の不調に関しては、専門家による指導を受けることを強くお勧めします。

プレ更年期とは?私が体験した症状

『プレ更年期』という言葉には医学的な定義はありませんが、更年期の前段階として、女性ホルモンの低下や自律神経の乱れなど、心身にさまざまな変化が現れる時期を指します。(参考:サワイ健康推進課「体調の変化が気になり出す「プレ更年期」、どう過ごす?」、女性医療クリニックLuna「プレ更年期とは」、第一三共ヘルス「更年期に備えて不調を整え、自分のからだと向き合う習慣を」

つきりんの場合、30代後半から40代前半にかけて、いわゆるプレ更年期でした。

それまでは生理不順や肌トラブルとは無縁でしたが、30代後半頃のある日、「あれ、なんか肌が、、、」

突然、肌荒れが始まりました。普段使っていた化粧品が肌に合わなくなり、肌がヒリヒリし、痒みを感じるようになりました。また、腕や背中が乾燥して痒くなるなど、予期しない体調の変化に戸惑いました。

さらに、40代に入ってからは、生理が1ヶ月以上続いたことがあり、「何かの病気かも?」と心配になり、すぐに婦人科を受診しました。

そこで、ホルモンの検査を受けた結果、「更年期が近いかもしれない」と告げられ、更年期を意識するようになりました。それでも、この時期、体調の変化を感じながらも、なんとか日常生活を送ることができました。

仕事やプライベートで頑張り、休みの時にはエステやマッサージで身体を癒し、自分に合った化粧品を使いながら、次第に症状は和らいでいきました。

プレ更年期の時期にやっておいて良かったことは、婦人科を受診したことです。
この時期に信頼できる婦人科の先生と出会い、適切なアドバイスをもらえたことが、心の支えとなりました。

個人差はもちろんありますが、つきりんは更年期にさらなる変化や症状が出てきました。そんな時にすぐ相談できる先生がいてくれたことはとても心強かったです。

更年期症状のリアルな体験

47歳になった頃、いよいよ本格的な更年期が始まりました。

最初は、生理不順に加え、激しい生理痛と生理の量が増えたことに悩まされました。鎮痛剤は手放せず、貧血がひどくなるなど、今まで経験したことのない体調の変化を経験しました。

婦人科の先生からは、更年期症状は個人差が大きいと説明を受け、定期的に婦人科で相談を続けていましたが、実際に自分がその症状を経験してみると、心の準備ができていないことに気づき、不安を感じました。

さらに、突然朝起きると首に激しい痛みが走り、動かすことができない状態に。痛みが治まるまで横になっていることしかできませんでした。

また、耳が塞がったような感覚が続き、自分の声が響いて聞こえるという症状も現れました。

すぐに整形外科や耳鼻科で検査を受けましたが、特に異常はなし。最終的に婦人科の先生に相談すると、「更年期にはある症状ですね。血行不良や自律神経の乱れが関係しているかもしれません」と説明を受け、漢方薬の調整を提案されました。すると、症状は徐々に改善していきました。

一番驚いたことは、無理が効かなくなったことです。過去には、無理すれば、頑張れば何でも乗り越えられると思っていましたが、更年期に入ると、その限界を感じるようになりました。

定期的に人間ドックを受けていたため、次回の検査時に医師に相談してみました。すると医師からは、「貧血の治療をきちんと続けることはもちろんですが、生活全体を見直すことも大切です」とアドバイスを受けました。
これをきっかけに、生活を見つめ直すことを決め、その一環として、朝のルーティンを取り入れることにしました。

重要なことは、このような症状が現れた場合には、自己判断せず、まずは、専門医による診断を受けることです。

更年期が教えてくれたこと

更年期症状を経験する中で、体調が思うようにいかないことが増え、「どうしてこんなことに?」と泣きたくなることもありました。

仕事を休むことへの不安や、思うようにいかない自分に苛立ちも感じました。その時、「更年期症状の原因は今までの自分の生活態度のせいかな?」と自分を責めることもありました。

しかし、不安を感じても、原因探しを続けても、症状は改善しませんでした。自分の抱えている問題や不安、不満に焦点を当てても何も変わらないことに気づいたのです。

更年期に突入すると、体調が思うようにいかないことが増え、自己評価が一時的に低くなることがあるかもしれません。

しかし、ポジティブ心理学者であるマーティンセリグマン博士が提唱するように、「私たちは経験していることのポジティブな側面に焦点を当てることによって、より充実した、意味のある人生を送ることができる」といった考え方に触れ、心の持ち方を見直すことが重要だと感じました。(参考:The Pursuit of Happiness「Martin Seligman」


さらに、清泉女学院大学の田仲由佳教授が報告するように、更年期症状体験をきっかけに、「身体との付き合い方や生き方の捉え直しすること」が現在の生活の満足感につながることが明らかになっています。(参考文献:田仲由佳「中年期女性の更年期症状に対する対処と心理的適応の関連」

そこで、この変化が私に伝えてくれていることを受け入れ、前向きに向き合うことの重要性を感じるようになりました。

更年期症状を単なる「問題」として捉えるのではなく、心身の変化を理解し、新たな自分の一面を見つける機会とすることが、今後の生き方において大切な一歩であると実感しました。

そして、これからは、もっと深く自分と向き合い、自分自身の変化を受け入れることで、より充実した人生を送っていこうと決意しました。

更年期を乗り越えるために、つきりんが実践したこと

1. 早めの婦人科受診
更年期に突入する前から定期的に婦人科を受診し、必要な検査を受けることはとても重要です。信頼できる医師と早期に出会い、適切なアドバイスを受けることで、心強く感じました。
2. 更年期の心身の変化の理解

更年期の症状は一人一人異なりますが、心身の変化を理解し、受け入れることが大切です。自分の体に耳を傾け、無理のない生活を心掛けました。自分に合ったケアや生活習慣を見つけることで症状を軽減できることが多いです。
3. 自分と深く向き合う

体調の変化を受け入れ、心身の変化を理解しながら、これからの生き方や目標を見直すことができました。この時期を「新たな自分を発見するチャンス」と捉えることで、前向きに過ごすことができました。


更年期は、誰にとっても変化の時期です。この時期をどのように乗り越えるかが、今後の人生をよりキラキラさせる鍵になると実感しています。

次回は、更年期と向き合い、自分と深く向き合いながら見つけた、アラフィフからのハッピーな生き方」についてお話しします。お楽しみに!

つきりんの体験談が、少しでも役立ち、同じように悩んでいる方々の励みになれば嬉しいです。更年期は体だけでなく、心にも大きな影響を与える時期です。正しい知識と適切なサポートを受けながら、自分に合った方法をを見つけ、しなやかに乗り越えていきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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