こんにちは! 『更年期症状への対策(5)』から読んでくださってる方も、これまでのブログの続きとして読んでくださっている方も、ありがとうございます。
この著者ケロロが実施している更年期症状への対策として、下の5つを挙げました。
- プラセンタ注射
- 漢方薬の服用
- ヨガ
- 睡眠時間の確保
- その他(肌のトラブル、飲み物)
上の1~4は、『更年期症状への対策!』の(1)~(4)でお話ししたので、今回は〈5.その他〉についてお話ししたいと思います。
「なんで、〈その他〉よ?!」とお思いになった方もいると思います。ケロロも〈その他〉にするかどうか悩みました。でも、あえて〈その他〉にしたのは、上の1~4の対策に関しては、なまけてぞんざいに扱うと、すぐに体調にダメージが与えられるのに対して、今回の5の対策は、どちらかというとケロロがいいと思ってやっているという側面が強いからです。でも、ケロロ的にはいいと思っているので、是非説明させてください!
その他① 肌のトラブル ~脂漏性皮膚炎と光線過敏症~
まず最初にお伝えしておかなければいけないのは、ケロロの肌はもともと敏感肌ということ。アトピーではないけれど、乾燥しやすく、若い頃に乾燥からくるかゆみが原因で病院に通ったこともありました。
そのため、ケロロは予防的に欠かさずボディークリームを塗っていました。全身に塗るというよりは、乾燥しやすい腕と脚、首を中心に、クリームが余ったら他の部分に伸ばすという感じです。
全く何もやっていなかったわけではないケロロなのですが、30代後半に『脂漏性皮膚炎』になってしまいました。「これって、赤ちゃんの時になるやつじゃないの?」と思われた方、正解です。脂漏性皮膚炎とは、頭皮や生え際、顔面などの皮脂の分泌が盛んな部位にできる湿疹のことです。赤ちゃんの頃の脂漏性皮膚炎は、正しいスキンケアで1歳ごろまでには自然治癒するそうですが、成人してからなったこの皮膚炎は慢性化しやすく、自然治癒が困難になりやすい病気だそうです。
症状としては、患部が赤くなり、フケが多くなることなのですが、フケもやや黄色味を帯びた湿り気のあるフケと、乾燥したうろこ状のフケがあるようです。
最初に気づいたのは、Tシャツなどを脱ぐときです。耳に洋服がひっかかった際に、耳たぶの付け根のあたりに痛みが走り、鏡で見ると切れてました。痛みを感じながらも、そんなに気にしていなかったのですが、その症状が両耳になったり、耳の裏にもかゆみや痛みを伴ってくると、髪の生え際のおでこの辺りにもかゆみを伴うようになり、それと同時にフケのようなものも目立ってくるようになりました。
幾つになってもフケは嫌ですよね。近所の皮膚科に行き、薬をもらいましたが、なかなか良くならず。いらだちと焦りを感じたケロロは、少し家からは遠い、評判のいい皮膚科に行きました。そこでの薬はよく効いたため、患部の赤みが狭まり、フケも少なくなってくると、ほっとしたのを覚えています。
しかし、上で説明したように、治ってもまたしばらくすると発症してしまいました。繰り返しやすいとは聞いていたけど、実際に症状が出てくると、結構がっかりしますよね。そして、繰り返し症状が出ていましたが、更年期に入ると、その頻度が増え、また治りが悪くなりました。
そもそも、脂漏性皮膚炎の原因はきちんと解明されたわけではないのですが、ホルモンバランスの乱れ、洗顔や洗髪の洗いすぎ・洗い残し、睡眠不足、カビの発症など、多因子疾患と考えられているようです。
そして更年期においては、女性ホルモンであるエストロゲンが急激に減ることで、肌や弾力を保つコラーゲンなどが減り、皮膚の水分保持機能も低下することで、乾燥やかゆみを引き起こしやすいようです。
これらを聞くと、ケロロが更年期に突入してから肌トラブルに見舞われるのは、ある意味当然と言えば当然なのかもしれません。
ただ、以前から予防としてボディークリームを丁寧に塗っていた部分に関しては、更年期に入った現在も『乾燥』という面では、トラブルに見舞われていないことがわかりました。
しかし、ボディークリームを塗っていた部分に関して、『乾燥』には予防的に対処できていましたが、更年期に入り、『紫外線』によるトラブルが舞い込んできました。
紫外線といえば、やはり夏ですよね。ケロロはもともと紫外線に対しては無頓着で、子育て前は、日傘をさしているからいいやと、それほど気にしていませんでした。しかし、子育てで公園など外に行く機会が増えたものの、日傘は邪魔になることが多かったこともあり、日傘をささずに、帽子で済ませることの方が多くなりました。日焼け止めクリームも塗らず、日傘もささずが祟ったのか、首回りや腕の皮膚がかゆくなり、赤い湿疹がでてきました。病院に行くと、光線過敏症、つまり日光によるアレルギーと言われ、とても驚きました。「昔は部活動を外でやっていても大丈夫だったのに!」と伝えましたが、中年になってから発症する人もいるようです。
しかし、よくよく考えると、光線過敏症も更年期に入ってからだったと思うと、やはり女性ホルモンの低下とも繋がっているのかなと思いました。
脂漏性皮膚炎も光線過敏症も、発症してしまったら、やはりまず病院に行ってドクターに診てもらい、適切な処置をしてもらうのが一番だと思います。ただケロロの場合、病院の薬で一時的に治ったとしても、また同じ症状で病院に繰り返し行くのは嫌だったので、今現在気を付けていることについて、お話ししたいと思います。
ケロロが現在気を付けていることです。
①ヘアケアに気を付ける
②紫外線対策をする
③保湿ケアをする
脂漏性皮膚炎の対策として、まずシャンプーを変えました。30代のときは、皮膚科の先生に脂漏性皮膚炎用のシャンプーで良くなった人もいると聞き、そのシャンプーに変えました。薬を患部に塗るとともに、シャンプーも変えたことで効果が得られたのか、症状は良くなりました。また、耳の周りにシャンプーやトリートメントの洗い残しがないように念入りにチェックしたのも、効果があったのかもしれません。
しかし、更年期を迎えた頃に脂漏性皮膚炎になった後は、シャンプーを皮膚科の先生に勧められたものにしても、治りが遅くなりました。
早く結果を出したいケロロとしては、面白くありません。気に入っているシャンプーならいいのですが、洗いあがりにキシキシした感じもあったため、使い続けるにしても気分が乗りませんでした。
そこで、治らないならと脂漏性皮膚炎用のシャンプーから、オーガニックのシャンプーに変えました。それに変えることで、劇的な変化が得られたのかいうと、決してそうではないのですが、皮膚炎があろうとなかろうとそれを使うことで、「いいもの・気に入ったものを使っている」という満足感はあります。そして、皮膚炎がないときは、頭皮をもむようにして洗い、皮膚炎があるときは、少し刺激になるときもあるため、なるべくもんだりしないように気を付けています。
また、白髪の部分が乾燥しやすくなるという話を聞き、患部の部分をみると、確かにそこだけ集中的に白髪が生えてきている部分でした。頭皮の乾燥ケアはあまりしていなかったなと思い、頭皮用の美容液を週に2回ほど使うようになりました。最初は、早く効果を出したいケロロですので、毎日のように美容液を振りかけていましたが、そうすると患部を刺激するのか、やや悪化したように感じたので、しばらく使うのをやめました。思い出したころに、やっぱりもう一度と思い、今度は週2回ぐらいのペースで使い始めると、季節の変化も穏やかになってきたからなどの変化もあるかもしれませんが、フケが出なくなりました。
また、ケロロが現在気を付けているもう一つのこととして、紫外線対策があります。
紫外線対策は、いうまでもなく光線過敏症に対する対策の一つです。しかし、真夏の紫外線対策は、脂漏性皮膚炎にも効果的に感じました。
ケロロの脂漏性皮膚炎は、耳の付け根あたりにも発症しており、かゆみもともなっていました。熱い季節にもなると、汗で余計に違和感が増し、つい手で触ってしまうこともあったため、患部が広がってしまったこともありました。
しかし、首にきちんと日焼け止めクリームを塗るようになってから、脂漏性皮膚炎の症状が少し収まり、おでこの赤味やフケは長く残りがちでしたが、耳周辺の症状は治まりました。そこから推測するに、やはり紫外線が脂漏性皮膚炎の症状に多少なり悪さしていたのかなと思いました。
そして最後に、保湿ケアです。先に述べましたが、ケロロはもともとボディークリームを身体に塗っています。ですので、ある程度乾燥ケアはうまくいっていたのかなと思っています。しかし、更年期に入った後、ここはなかなか手ごわいというところが出てきました。それはどこかというと、『かかと』と『唇』です。
かかとに関しては、日々のボディークリームケアを怠りがちな箇所です。そのせいか、冬はかっさかさになります。ボディークリームを思い出したように時折は塗っているぐらいでは、かかとの乾燥には勝てないようです(笑)。そのため、冬に尿素の入ったかかと専用のクリームを購入し、対応しています。冬に専用のクリームでケアし、靴下をきちんと履くと、かかとのかっさかさもマシになりました。
そして、更年期の乾燥で本当に驚いたのが、唇です。唇に関しては、下地リップクリームなどを毎日塗っていました。ところが、真冬に突如かっさかさになり、言うならば、夏の日焼けした唇のように、かぴついてしまいました。長年、唇がこんなにかぴかぴになったことがなかったので、本当に驚きました。薬局のリップクリームでは、なかなか効果が得られなかったので、唇用美容液をうたったリップオイルを購入して対応したところ、やっとなんとか元に戻りました。かっぴかぴの唇の時は、アラサーの方の口紅の映えた唇が、本当に眩しかった(笑)。
更年期に入ると、思いもしないところから肌トラブルに見舞われますが、この肌との付き合いもまだまだ長いですよね。肌に何もしないで過ごすこともできますが、毎日でなくても意識してケアをしてあげることで、肌の状態がキラキラしてくるかもしれません。これはケロロの実感ですが、肌トラブルになってから対処するより、予防的になにかしていた方が、気持ちよく過ごせるということ✨ 何かあってから探すより、いい状態のときに自分の身体に合っているお気に入りのものを見つけておくと、便利ですよ💛
その他② 飲み物 ~サジー~
もうひとつ、更年期対策として実施しているのは、『サジー』という果実の飲み物です。サジーは、過酷な環境の中で育つ生命力の強い植物で、多くの栄養素が含まれ、その栄養価もとても高いスーパーフルーツです。
ケロロが更年期に入ってから、生理の量が十代の頃のように多くなった時がありました。アラフィフに向かうにつれて、月々の量がどんどん減っていっていたため、「こうやって閉経するんだなぁ」とのんびり構えていたのに、突然「どうしたんだ!」と思うほど多くなり、動揺が隠せませんでした。それとともに、月のものが多く出るため、貧血のような症状を感じるようになりました。
ケロロの周りで、産婦人科の先生から鉄分のお薬をもらってとてもよかったという話を聞いたことがあったので、ケロロももらいたいなと思っていたのですが、「鉄分下さい!」とはっきり言わなかったせいか、鉄分を処方されることはありませんでした。その時に、たまたま知人より『サジー』という果実の飲み物があり、鉄分も多く含まれ、とてもいいという話を聞いたため、健康にいいならという気持ちでケロロもサジーを飲み始めました。
味はオレンジの酸っぱいバージョンで、酸味が強いので、水で少し薄めて飲んでいます。メーカーによって多少違うのかもしれませんが、ケロロは好きです。
残念ながら、サジーを飲み始めてから十代のような生理がきていないので、貧血のような症状に見舞われる機会もなく、今に至っています。もしかしたら、貧血のような症状がないことが、サジーの効果なのかもしれませんが、とりあえず、現時点では『サジーにはこれが効いた!」と言えないですが、「健康にいい飲み物を飲んでいる♪」と気持ちよく毎日を過ごしています。
まとめ
ケロロの更年期症状への対策を紹介させていただきました。
主な5つの項目を挙げましたが、ケロロ的には、単独で効果があるというよりは、1~5までが相互作用しているという感覚があります。病院の注射や漢方薬だけで過ごしていても、ヨガや睡眠時間が欠けると、ケロロの体調はいまいちな感じがあるかなと思います。そして、本当は食べ物とか、もっと色んな要素がかみ合っているのだと思いますが、とりあえずケロロが現在自分の身体によく、続ける価値があるものを紹介させていただきました。
『更年期症状への対策』を今回だけ読んだ方も、(1)~(5)まで読んでくださった方も、ありがとうございました。少しでもケロロの対策が役に立ってくれたらうれしいです。
また、このブログの共著であるつきりんも、更年期についてブログで記しているので、そちらもぜひのぞいてみて下さい!
それでは、今日もよい一日を~♪
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