アラフィフに訪れる “心の揺らぎ” とは?4つのタイプと向き合い方

アラフィフ女性の生き方

「なんだか最近調子が出ない」

「前はこんなことで悩まなかったのに」

アラフィフになると、そんな “心の揺らぎ” を感じることが増えませんか。

こんにちは、ケロロとつきりんです。

私たち自身も50代に入ってから、いろんな種類の “揺らぎ” を経験してきました。

やる気が出ない日、大きな決断を前に不安でいっぱいになった日、理由もなく気分が沈む日、同じことをぐるぐる考えて疲れてしまう日…。

そんなときは「ただ気分が乗らないだけ」「ちょっと調子が出ないだけ」と思っていたのですが、振り返ってみると、それぞれ違う性質の “揺らぎ” だったのだと気づきました。

この記事では、アラフィフに訪れやすい心の揺らぎを4つのタイプに整理し、それぞれに合った向き合い方をご紹介します。「今の自分に近いのはどれかな?」と思いながら読んでみてください。

この記事でわかること
  • アラフィフに訪れやすい “心の揺らぎ” 4つのタイプ
  • それぞれのタイプに合った向き合い方のヒント
  • 今の自分に近いタイプの見つけ方

⚠️この記事は公認心理師としての知識と私たちの体験をもとに書いています。心や体の不調には個人差があります。心身の不調を感じる場合は、無理をせず、医師や専門家にご相談ください。

なぜアラフィフは “心の揺らぎ” を感じやすいのか

アラフィフは、人生のさまざまな変化が重なりやすい時期です。

  • ホルモンバランスの変化
  • 子供の巣立ち、親の介護など家族の変化
  • 仕事での役割の変化
  • 「このままでいいのかな」という将来への問い

アラフィフは、これまでの生き方やこれからの人生について、改めて考える機会が増える時期でもあります。そうした変化の中で、心が揺らぎやすくなることもあるのかもしれません。

実は、この記事を書くきっかけになったのは、私たち二人の会話でした。

最初は、「なんか調子悪いよね」「更年期だからかな」と、それだけで済ませていました。

けれど、もう少し深く話してみると、それぞれ全く違うものを抱えていたことに気づいたのです。一方は子育て真っただ中で、もう一方は仕事と家庭のバランスに悩んだり、親のことに向き合っていたり…。

振り返ってみると、ちょうどそうした変化が重なっていた時期でもありました。

そして不調の出方も、一人ひとり違っていました。同じ「調子が悪い」でも、中身はこんなに違うのかと驚きました。

それぞれ抱えているものが違うなら、対処の仕方も一つではないはず。

そう気づいたことから、揺らぎをいくつかのタイプに分けて、それぞれに合った向き合い方を整理してみようと思い立ちました。

揺らぎは、決して弱さのサインではありません。心が「これからの生き方をゆっくり考えたい」と伝えてくれているサインなのだと思います。

アラフィフに訪れる“心の揺らぎ” 4つのタイプ

ここからは、私たちが実際に経験してきた4つの “心の揺らぎ” を、一つずつ見ていきましょう。

揺らぎタイプ①:50代でやる気が出ない(意欲がわかない)

アラフィフになってから、以前のように頑張れなくなったと感じることはありませんか。

  • やる気が出ない
  • 気持ちが乗らない
  • 何をしても疲れてしまう

「やる気が出ない=怠けている」と考える必要はありません。心や体の状態、生活の変化など、さまざまなことが重なって、以前のように動けないと感じることもあります。

対処のヒントは、小さな好奇心を大切にすること。そして、気持ちが動かなくても、そっと行動を先にしてみる。すると気持ちが少しずつ後からついてくることがありました。

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揺らぎタイプ②:人生の転機で不安になる

転職、転勤、介護…。
アラフィフになると、大きな決断を迫られる場面が増えてくるかもしれません。

  • この選択で本当に良いのかな
  • この先どうなるんだろう
  • 今までの自分でいられるかな

そんな不安に押しつぶされそうになることも、私たちにはありました。

対処のヒントは、出来事の意味づけを変える(認知的再評価)こと。そして、自分の価値観に立ち返って選ぶことでした。

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揺らぎタイプ③:アラフィフで前向きになれない・気分が沈む

「はっきりした理由もないのに、なんとなく気分が沈む。」
「前向きになりたいのに、心がついてこない。」

そんな日が私たちにもありました。
更年期の時期には、ホルモンの変化などが気分の揺れに関係することもあります。

対処のヒントは、無理をしないこと。「ま、いっか」と自分を許すこと。そして、寝る前に心を整える習慣を持つことでした。

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揺らぎタイプ④:アラフィフの「考えすぎ」が止まらない

考えても仕方ないとわかっているのに、同じことを何度も頭の中でぐるぐる考えてしまう。そんな経験はありませんか。

心理学では、これを反すう思考と呼びます。
同じことを繰り返し考え続けることで、気持ちがさらに重くなったり、疲れを感じたりすることがあります。

対処のヒントは、意識して注意を別のことに向けること。何かに没頭できる時間を持つことでした。

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今の自分に近いタイプをセルフチェック

4つのタイプ、いくつか当てはまるものがあったかもしれません。無理に1つに絞る必要はありません。今、一番近いと感じるものから読んでみてください。

こんな感覚があるタイプ
何をしても気力がわかない①やる気が出ない
大きな決断を前に迷っている②人生の転機
なんとなく気分が沈む日が続く③前向きになれない
同じ悩みを何度も考えてしまう④考えすぎ

まとめ|揺らぎは心からのサイン

4つの揺らぎ、どれも “悪いもの” と受け止めなくて大丈夫です。心が少し立ち止まっているだけなのかもしれません。

一度に全部を解決しようとしなくて大丈夫です。今の自分に近いタイプから無理のないペースで向き合ってみてください。

私たちも、これからも自分たちの揺らぎと、少しずつ付き合っていきたいと思っています。

参考にした研究・公的情報

この記事は、私たちの体験に加えて、以下の心理学の研究や公的機関の情報を参考にしています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

・首藤 祐介、山本 竜也.「Well-being 向上を目的とした オンライン行動活性化プログラムの効果の検討 ーランダム化比較試験ー」
論文を読む

・小林 亮太, 重松 潤, 宮谷 真人, 中尾 敬(2020)「認知的再評価と気晴らしは脱中心化を媒介して精神的健康に関連する」
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・河野 伸子、寺尾 岳、「セルフ・コンパッションと精神的健康との関連」
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・西川 大志  松永 美希  古谷 嘉一郎「反すうが自動思考と抑うつに与える影響」
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