こんにちは。『更年期症状への対策!(2)』から続けて読んでくださっている方、もしくはこの『更年期症状への対策!(3)』から読んでくださっている方、どちらもありがとうございます。
この著者ケロロは、更年期症状への自身の対策として、以下の5つを挙げました。
『更年期症状への対策!(1)』と『更年期症状への対策!(2)』で、上の1と2についてお話ししたので、今回は3のヨガについてお話ししたいと思います。
③ヨガ
ヨガはとても人気のあるエクササイズなので、多くの人が既に体験したことのあるものではないかと思います。このケロロも、20代の頃にスポーツジムで実施されていたヨガのクラスに、何度か通っていたことがありました。しかし、いいとはわかっているものの、一度機会を逃すと億劫になってしまい、なかなか続けられませんでした。
しかし、40代半ばを過ぎたあたりで、このブログの共同執筆者でもあるつきりんに勧められ、YouTubeにあるヨガレッスンを朝に実施したところ、その日の身体の調子がとてもよくなり、びっくりしました。
ケロロの場合、特に肩や首、背中のひどいコリに効果があったようで、身体の調子が良くなっただけでなく、気分もすっきりし、その日を清々しく過ごすことができました。そして、なんといっても、そのヨガレッスンが1時間とかいう長さではなく、10分弱のものであったにも関わらずです! 驚きじゃありませんか?!
若いときは、ヨガをやると気持ちいいという感覚はあっても、似たようなエクササイズをやるのと大差ないと思っていましたが、40代半ばに久しぶりにやったヨガは、身体が軽くなり、気分も晴れるといった快感を感じました。その快感を得るため、できるだけ毎日取り組むようになりました。
そうはいっても、ケロロになまけ癖がないわけではないので、「今日はいいかな~」とやらない日もありました。そうすると、やはりその日の身体の調子がいまいちなのです。やらない日が二日続くと、いてもたってもいられない体調の不具合を感じ、駅のホームや子どもの付き添いで公園にいるときに、目立たないようにちょっとしたヨガのストレッチをやって、何とか不調を解消しようとするぐらい、ヨガをやるのとやらないのとでは、大きな差が出ました。
ですので、ヨガを面倒くさいと思うときはあれど、よく言えばヨガから得られる解放感を得るため、悪く言えばヨガをやらない不快感を回避するため、なるべく毎日実施しています。
ケロロがヨガの良さを痛感した40代半ばは、まだそれほど更年期症状が強く出ていなかったのですが、私の周りに更年期症状に悩んでいる人が数人おり、その人たちにこのYouTubeヨガをお伝えしたところ・・・
・「すごくよかった!」
・「毎日やっている。朝晩だけでなく、昼休憩のときもやっている(笑)」
・「毎日朝晩やっていて、やらないことが考えられない。やらないと仕事ができない。」
というお声を聞きました。このYouTubeヨガを教えてくれたつきりんも、もちろんヨガによる効果を感じている人のひとりです。
婦人科の先生も、更年期症状において、身体を適度に動かすのがいいと言っていました。
ケロロは、実は太極拳を40代後半でやり始め、太極拳の良さもとても感じているのですが、更年期症状に対しては、どちらかといえばヨガの方が効いているなという感覚があります。それは多分、ケロロがもともとひどい肩や首のこりがあり、更年期症状で血のめぐりが悪くなってきているところに、ヨガで深呼吸しながら、肩や首のこりに効く動きを実施することで、血のめぐりを改善しているからではないかと思っています。
ただ、ケロロが更年期症状への対策を5つ以上挙げているように、何かひとつが更年期症状に効くというものではなく、様々な要素が折り重なって、体調を良くしているのかなと思っています。ですので、本当はヨガだけでなく、太極拳もケロロの更年期症状の緩和に大いに役立っているのかもしれません。(またブログのどこかで、太極拳についても書きたいなと思っていますが、体力向上には太極拳が最高だと思っています!)
そして、アラフィフを生き抜くケロロとして、30代後半からの世代で、ヨガに少しでも興味を持ち、やってみようかなと思った人に、実施する上でのポイントをお伝えしたいと思います。
ヨガをやる上でのポイント
- 毎日10分でもやる。
- 朝一でやらない。
- 無理な体勢は無茶をせず、できる範囲でやる。
- 意識をヨガに集中する。
これから、上のポイントについて、解説していきたいと思います。
毎日10分でもやる
これは、先ほどにも書きましたが、やるのとやらないのとでは、一日の体調、気分が大きく変わってきます。
特に、30代後半から、しばらく運動とはかけ離れていた人は特に、だまされたと思って一度やってみてもらいたいです! 5分ぐらいでも、身体も心もすっきりする感覚が得られるのではないかと思います。
そして、「私はよくジョギングをしているから、関係ないか」という人も、是非プラスアルファとしてやってもらいたいです! なぜなら、ヨガにはヨガにしかない良さがあるからです。
私の周りでも、ジョギングが趣味で週1回走っている人がいるのですが、更年期症状に悩んでおり、ヨガを少しでも毎日やり始めたところ、ヨガをやめられなくなった、(つまりケロロと同じように)やめると不調に陥るため、やめられなくなったと言っていました。また、ヨガが好きで週1回教室に通っていた人も、毎日10分でもやるのとやらないのとでは、身体の調子が違うと言っていました。
昔、ヨガが特集された雑誌に、『一週間に一度、一時間やるよりも、一日10分でもやる方が効果がある』と書いてあったのを覚えています。
一日1時間というと、やる気も起きないかもしれませんが、一日10分弱でいいなら、やってみてもいいかなと思いませんか。だまされたと思って、是非やってみてもらいたいです。
朝一でやらない & 無理な体勢は無茶をせず、できる範囲でやる
実は、ケロロが30代半ばぐらいのとき、朝の日課としてヨガをやっていたことがありました(その頃は、今みたいな解放感は味わっていなかったのですが…)。
その時に、身体をひねるポーズで無理にひねりをきかせたところ、背中の筋を痛めてしまい、自力で起き上がれなくなるぐらい痛めてしまいました。その後、同じ箇所を何度か痛めることが重なり、今も気を付けないと痛めやすい箇所になっています。
何度も痛めるため、病院や鍼灸にお世話になることが何度もあったのですが、お世話になる度に、「朝一は身体がかたまっているため、軽く歩いたり、ラジオ体操をしたりして、身体を温めてからやるように」と言われました。
もしこのブログを、現在ケロロと同じ世代の方が読まれているなら、けがをしたらすぐには治らないことを痛感している世代だと思います(笑)。無理したほうが、効果を早く得られるのではと思いがちですが、危険です(笑)。無理せず、気長にやっていきましょう。
ちなみに、ヨガはやる時間帯によって、期待できる効果が変わってきます✨
朝ヨガの効果 ⇒ 一日のモチベーションが変わる
夜ヨガの効果 ⇒ 睡眠の質があがる
(※その効果を高めるポーズをするのがポイントです)
ケロロはその日のモチベーションをあげたいので、朝ヨガ派です! つきりんも、ケロロにYouTubeのヨガを教えてくれた時、朝ヨガの気持ちよさを教えてくれました。
ただ、朝は忙しくてというアラフィフの方は、夜もおススメです💗
更年期症状のひとつに、夜中の途中覚醒があります。ケロロも一時夜中に目が覚めてしまうがために、睡眠の質が落ちたと感じ、一日を元気に過ごせなくなった時がありました。しかし、寝る前などにヨガをやると、夜中に目が覚めることが減りました。
ちなみにケロロは、朝はヨガ、夜寝る前は軽いストレッチが日課となっていて、夜にヨガをやることを面倒だと感じ、やらずに寝ることもあったのですが、夜中に途中で起きると「やっぱりやればよかった」と後悔するので、今はストレッチの後、ヨガの『ハッピーベイビー』という安眠に効果のあるポーズだけをやって寝ています(笑)。そして、一つでもやることで、「やった」という満足感もあり、今のところよく寝れています(笑)。
意識をヨガに集中する
ヨガでもストレッチでも、「今、ここに効く動きをしている」というときに、効いている箇所に意識を向けてやるのとやらないとでは、同じポーズでも違うと言います。
忙しいときでも、忙しくないときでも、せっかく時間を割いてやるなら、効果があった方がいいですよね。ですので、そのヨガのポーズが、どこに意識をもたせるポーズなのか、きちんと意識して実施するのがいいと思います。
そこでおススメなのが、YouTubeの動画です。YouTubeなら無料ですし、先生のポーズをみながら、どこに意識を向けるのかを、きちんと教えてくれます。
YouTube動画のおススメポイント
・無料でみれる。
・自分の好みの先生や時間を選べる。
・ヨガの先生が、やりながらポーズのポイントを教えてくれる。
何度も実施していると、順番を覚えて、動画を見なくてもできるようになりますが、できたら動画を見ながらがいいと思います。なぜなら、意識を向ける箇所をきちんとアナウンスしてくれるだけでなく、呼吸に対してもアナウンスしてくれるからです。
ヨガは、深呼吸をしながらするエクササイズです。ストレス社会に生きていると、知らず知らずのうちに呼吸が浅くなりがちです。深呼吸は、意識しないとなかなかしないものですが、深呼吸をすることで、リラックス効果が得られます。
何かに悩んでいるときは、ずっとそれが頭の中をぐるぐるし、心身共にストレス状態に陥りやすいです。ヨガを実施し、深い呼吸をしながら、意識を自分の身体に向けることで、リラックス効果が得られ、ストレスが少し緩和されます。そうすると、悩みに対する視野が少し広がったり、眠りの質が高まることで、脳もリフレッシュされ、いい考えが浮かぶかもしれません。
ここではYouTubeをお勧めしましたが、YouTubeでなくても、ヨガのDVDなどを活用して、ヨガをやるときは、意識をヨガに集中してやってみてくださいね。
以上が、『更年期症状への対策!(3)』のヨガについてでした。ここまで読んでくださってありがとうございました。また、『更年期症状への対策!(4)』でお会いできるのを、楽しみにしています。
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