アラフィフからのハッピーな生き方②:更年期を心理学的アプローチでチャンスに変える!

アラフィフ女性の生き方

こんにちは。つきりんです。

アラフィフからのハッピーな生き方①:更年期を心理学的視点から考えてみて」を読んでいただき、このブログに戻ってきてくださった皆様、ありがとうございます。

また、「アラフィフからのハッピーな生き方②」からこのブログを読み始めてくださった方、「大人のキラキラ探検隊ブログ」を覗いていただきありがとうございます。

アラフィフからのハッピーな生き方①」では、私、つきりんのプレ更年期&更年期の体験談、そして、心理学的視点からこの時期をどう捉え、どのように乗り越えてきたかについてお話しました。

今回はその続きとして、さらに具体的に以下のことをお伝えします。

どのように自分の身体と心を大切にしているか
どのように新しい生き方を見つけてきたか

⚠️本記事の内容は、私の個人的な体験や考えに基づいており、すべての方に当てはまるわけではありません。更年期や心身の健康に関するお悩みがある場合は、必ず医師や専門家に相談することをお勧めします。

更年期を前向きに捉える心理学的アプローチ

更年期は、心と身体にさまざまな変化をもたらす時期ですが、心理学の視点から見ると、この時期を「人生の新たなスタート」として前向きに捉えることができます。

ポジティブ心理学では、どんなに大きな変化でも、それをチャレンジと捉え、成長の機会として受け入れることで、適応力や幸福感が高まるとされています。( 参考文献:Lorna Collier

また、清泉女子大学の田仲教授の研究SWAN-Study of Women’s Health Across the Nation によると、「更年期の過ごし方や乗り越え方が、今後の生活の質に大きな影響を与える」とされています。

更年期を迎えるにあたり、自分の身体に積極的に関心を持ち、無理のない生活を心がけることが、より良い生活を送るために重要と報告されています。(参考文献:田仲由佳)

更年期を前向きに、ハッピーに過ごすために、実践している3つのこと

更年期を迎えてから、つきりんは、「更年期の症状を受け入れ、ポジティブな考え方で身体を大切にする」ことを意識するようになりました。

そこで、つきりんが実際に日々取り入れている3つの方法を紹介します。

  1. 自分の心と身体を大事にする
  2. 自分の「心地よさ」を最優先にする
  3. 丁寧に暮らしていく

1. 自分の心と身体を大事にする

つきりんは公認心理師として、心の健康だけでなく、身体の変化がどれほど心理的な影響を与えるかを理解しています。更年期の身体的な変化については、医師の意見や研究を参考にして、以下の重要なポイントに気づくことができました。

・加齢に伴い、卵巣機能の低下で女性ホルモンの分泌が不規則になることがある
・その影響で身体や心に様々な症状が現れることがある
・女性ホルモンの減少が脳内の神経伝達物質にも影響を与え、気分や身体の症状に関係する

(参考:日本医師会

ちなみに、更年期の症状は200種類以上あるとされています。

さらに、更年期の症状は一時的なもので、身体が変化に慣れていく過程であることが理解できた時、つきりんは心が軽くなりました。

自分の身体のサインに耳を傾け、無理せずに過ごしていくことが心の安定にもつながります。

更年期の症状には個人差がありますが、心と体に優しく接し、自分を大事にすることが、変化に適応する大きな力となります。症状が続く場合は、無理せず、医師や専門家に相談することをお勧めします。

自分を大事にするためにできること

つきりんは「自分の心と身体を大事にする」ために以下の方法を実際に取り入れています:

・自分の気持ちを優先する
・自分の「気分」や「心の状態」に素直になる
・疲れを感じたらしっかり休む
・ストレスを感じた時はリラックスする時間を作る
・自分が心から楽しいと思える時間を大切にする
・身体に良いことを積極的に行う
・健康的な食事を心がける
・適度な運動を意識する

心と身体はつながっています。どちらか一方だけでなく、両方に意識を向けることが、変化の時期を乗り越える大きな助けになると感じています。

2. 自分の「心地よさ」を最優先にする

アラフィフという年代は、心理的にも大きな変化が訪れる時期です。

この時期は、「これからの人生、どう生きていきたいか」を自分自身に問い直すタイミングでもあります。自己の変化や未来に対する不安も自然なことですが、それと同時に、人生をより心地よくするための新たな成長のチャンスでもあります。

数年前にある資料の中で見かけた印象的な言葉が、今もつきりんの心に残っています(現在は出典が確認できませんが):

「更年期の変化はすべての女性にとって『美しく老いる』準備期間

この一文に出会ってから、つきりんは更年期を「つらい時期」として避けるのではなく、「自分を見つめ直す貴重な時間」として前向きに受け入れられるようになりました。

実際、心理学の分野では、ポジティブな感情や「心地よさ」を感じることが、ストレスの軽減や日々の満足感の向上に効果があるとされています。

そこで、つきりんは、日々の中で「心地よさ」を意識して行動するするために以下のことを心がけています:

・日々の選択を「自分の感覚」を軸にする
・「本当に満足している?」と自分に問いかける
・身体のサインを受け止め、無理をしない
・自分のペースで生活する
・他人の期待より、自分の心の声に正直でいる

こうした小さな心がけが、ストレスの軽減や心の健康にもつながっていると感じます。毎日の中に小さな「喜び」や「心地よい」を見つけることが、人生の満足度をゆっくりと、でも確実に高めてくれている、そんな実感があります。

3. 丁寧に暮らす

日々の忙しさに追われる中で、「本当に大切なこと」を見落としているのではないか。そんな視点を持つようになったのも、更年期という節目のおかげです。

つきりんは日々の暮らしを「丁寧にする」ことを心がけるようになりました。自分を大切にすることと同じように、周りの人や物を大切にすることで、日々の生活に豊かさを感じることができます。

たとえば、つきりんは以下のことを意識しています:

①自分のペースで行動する
②物を大切に扱う
③整理整頓を心がける
④本当に必要なものを選んでいく
⑤時間を大切に使う

⑥「今、ここ」に集中する時間を作る
⑥どんなことでも感謝する

これらを意識する習慣が、つきりんの心を豊かにし、日々の生活から満足感を得る助けとなっています。

更年期という変化を前向きに受け入れ日々を丁寧に過ごすことで、つきりんは、「歳を重ねること」「更年期」というステージに感謝し、その過程で新たな幸せを見つけています。

更年期は新しいスタートのチャンス

このブログでは、私自身の経験と心理学の視点から、更年期という時期をどう受け止め、どんなふうに向き合ってきたかをお伝えしてきました。

同じような変化を迎えた方やこれから迎えようとしている方にとって、少しでも心の支えや前向きな気づきにつながれば嬉しいです。

人生の変化にどのように向き合うか、どの過程でどう自分を支え、どんな方向に進んでいくかは、私たち自身が決めることができる大切なテーマです。これからも、「アラフィフからのハッピーな生き方」をテーマにつきりんの思いや気づきを発信していきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

参考文献・情報元

・イローナ・ボニウェル(2021)『ポジティブ心理学が1冊でわかる本』成瀬まゆみ監訳 国書刊行会

・Study of Women’s Health Across the Nation(SWAN )公式サイト「Better Psychological Well-Being Through Menopause」[ホームページ記事]
https://www.swanstudy.org/womens-health-info/better-psychological-well-being-through-menopause/

・日本産婦人科医会「更年期障害の起こるメカニズムとは?」[ホームページ記事]
https://www.jaog.or.jp/lecture/2-更年期障害の起こるメカニズム/

・前林亜紀(2021). 更年期障害. 日本大学医学雑誌80 (4) 177-182 https://www.jstage.jst.go.jp/article/numa/80/4/80_177/_pdf



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