更年期症状への対策!(2)~漢方薬の服用~

こころと身体を整える

 こんにちは。『更年期症状への対策!(1)』の続きとしてこちらを読んでくれている方、こちらの『更年期症状への対策!(2)』から読み始めてくれた方、どちらもありがとうございます!

 この著者ケロロは、更年期症状への対策として、以下の5つを挙げさせていただきました。

  1. プラセンタ注射
  2. 漢方薬の服用
  3. ヨガ
  4. 睡眠時間の確保
  5. その他

 前回は1のプラセンタ注射について書かせていただいたので、今回は2の漢方薬の服用について、詳しくお話しさせていただきます。

②漢方薬の服用

 ケロロが更年期症状について婦人科の先生に相談するようになってから、プラセンタ注射はすぐに受け始めたのですが、それと並行して漢方薬の服用も、とはなりませんでした。というのも、プラセンタ注射を受け始めてから、自分の体調や更年期症状も落ち着いていたからです。

 それではどのタイミングで漢方薬も服用するようになったかというと、『手足のしびれ』という新たな症状が出てくるようになったからです。

 季節は真冬。もともと手足が冷えやすい体質でした。そのせいもあってか、足にしもやけのようなしびれを感じるようになると同時に、手の指先もビリビリとしたしびれを感じるようになりました。そのしびれはずっと続くわけではなく、気づいたらなくなっていることもあるのですが、完全になくなるわけでもなく、ひどいときは足のしびれの範囲が足の甲全体に広がったり、脚全体にぞわぞわしたしびれを感じたりするときもありました。

 初めは何か神経の病気じゃないかと心配になりましたが、たまたま母親と話す機会があり、更年期症状について話題にあがったため、「最近指先がしびれるんだよね」と言うと、「あー、あるある」と普通に返ってきました。

 更年期症状は人それぞれ違うと言いますが、同じ遺伝子を共有する自分の親に、更年期症状がどうだったか訊いてみるのは、とても参考になると思います。今回のしびれでも、親も経験したんだとわかると、少しほっとしたのを覚えています。だからといって、本当に同じかどうかは別の話なのですが。。

 とりあえず、プラセンタ注射を週2回受けるために婦人科には通っていたため、先生に相談することにしました。手足のしびれについて相談すると、更年期症状のひとつであり、女性ホルモンの低下から、血の巡りが悪くなって現れるとの説明を受けました。また、季節的な寒さも影響しているとのこと。そして、すぐに効くわけではないが、漢方薬をのんでみましょうかと勧められ、漢方薬を服用するようになりました。

 漢方薬を服用したことがある方ならご存じかもしれませんが、漢方薬はできれば食前に服用したほうがいいらしいですよね。ケロロは手足のしびれが早く治って欲しかったので、食前に服用しようと頑張っていました。が、よく飲み忘れました(笑)。そして、一日3回の服用なのに、2回しか飲まないことがほとんどでした(本当に早く治りたかったのかとヤジが飛んできそうですが。。)。

 その結果なのか、手足のしびれはすぐにどうこうなりませんでした(笑)。まぁ、先生もすぐに効くものでもないと言っていたので、しょうがないのだろうですが。。

 しかし、意外と自分でもわかっていなかったのですが、その漢方薬は血の巡りをよくするものだったので、手足のしびれに即効性はなかったものの、ケロロのもつひどい肩こりや、そこからくる頭痛には大いに寄与していたらしく、一度服用をやめると、ものすごく体調が悪くなってしまったのです。

 というのも、ほかの気になる症状(不安感や動悸)が出てきたため、婦人科の先生に相談すると、春になってきて寒さも和らいできたので、手足のしびれに効く漢方は一度やめて、不安感などに効く漢方薬に切り替えてみましょうということになりました。

 『更年期症状への対策(1)』のところでも書いたのですが、子どもが春休みに入り、様々なイベントの中、プラセンタ注射を受けるのを2回スキップしてしまったことに重ね、漢方薬を切り替えてしまったことが影響したのか、吐き気や、なかなか収まらない頭痛があり、急いでプラセンタ注射を打ってもらうとともに、婦人科の先生に相談して、元の漢方薬に戻してもらうことをお願いしました。

 それから季節が暖かくなってきたこともあり、手足のしびれは目立って出てこなくなりました。また、子どもの春休み中にあったような具合の悪さも今のところ出ていません。しかし、手足のしびれに関しては、仕事ですごく疲れた時や、長くパソコン作業をしていると、思い出したように出てきます。やはり、血の巡りが悪くなったり、ストレスなどが影響するようです。

 ちなみに、不安感や動悸といった症状は、ケロロ的には春休み中の具合の悪さのほうが耐え難いことだったため、「その症状がないだけまし~」という考え方がいいのか、今の時点では気にならなくなりました。婦人科の先生は、二つの漢方薬を同時に飲むのはだめだけど、朝晩などに分けて飲むのはOKという話だったので、もしまた不安感や動悸といった症状が出てきたら、分けて服用しようかなと思います。

 ということで、ケロロの更年期の症状には、今のところ血の巡りがよくなる漢方が合っているようです。ケロロの周りでも、更年期症状から漢方薬を服用しているアラフィフ女性が何人かいるのですが、不思議と同じ漢方薬を服用している人はいないです。そして、みなさん様々な漢方薬を試して、やっと症状に合う漢方薬にたどり着いた方が多いです。

 そう考えると、市販でも更年期症状に効く漢方薬は買えますが、どれが一番自分の症状に合っているかはわからないですよね。ですので、もし更年期症状で漢方薬を考えているのであれば、一度婦人科の先生に相談してみるのがいいのいかもしれせん。そして、すぐに見つからなくても、そのことを婦人科の先生に相談していくのが、一番近道かもしれませんね。

漢方薬は、婦人科の先生に相談しながら、自分に合ったものを探すのが
おススメ
です。

 以上が、ケロロの更年期症状への対策における漢方薬との付き合い方でした。読んでくださってありがとうございます。『更年期症状への対策!(3)』でお会いできるのを楽しみにしています。

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