みなさん、こんにちは🌸 ケロロです🐸
ケロロは長く仕事をする中で、頑張りすぎてメンタルに打撃を受けた時がありました。
頑張ることが悪いことではなかったけれど、心身が不調になるくらい頑張りすぎてしまうのは、やっぱりよくなかったなぁと思うと同時に、そこまで頑張りすぎていることに気付けなかったケロロがいました。
今回は、30代以前のケロロには備わっていなかった自分の心や身体に耳を傾ける方法を、ケロロの体験談をもとにお伝えしたいと思います🍀
※この記事で紹介する方法は一般的なアドバイスで、個別の状況に対しては最適ではない可能性があります。健康に関する重要な決定は、専門家の助言を受けてください。
頑張り屋さんが、頑張りすぎないためのトリセツ

呼吸を意識し、自分の状態を知る
頑張り屋さんは、自分が頑張りすぎているという状態にいることが、わからないときがあります。そこで、まずは『呼吸』に着目してもらいたいと思います。
わたしたちは、日々意識していなくてもしている呼吸ですが、脳の作用部位によって、以下の3種類に分けることができます。(参考:ヘルシスト274号、『「呼吸筋」を鍛えて「良い呼吸」を手に入れよう』)
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ここで注目してもらいたいのは、③の情動性呼吸です。情動性呼吸は、心の動きに伴って変化するものです。
本間生夫教授によると、感情と呼吸は密接な関係があり、特に「不安」の感情によって、呼吸数や深さが変化するとのこと。そして、日々強い不安やストレスが続くと、呼吸が早く浅くなることがあるのは、呼吸筋などの筋肉の緊張が影響していると考えていました(参考:ヘルシスト274号、『「呼吸筋」を鍛えて「良い呼吸」を手に入れよう』)。
ケロロが頑張りすぎてしまっていた時、自分の呼吸に意識を向けていなかったため、呼吸の変化など全く気にも留めていませんでした。なので、自分のストレスフルな状況についても、「大丈夫、大丈夫」と無理して切り抜けようとしていたと思います。
しかし、もし呼吸が浅くなっていることを理解し、それが長く続いていることをきちんと理解していれば、自分に負荷をかけている期間が長すぎていること、つまり長期にわたって頑張り過ぎていることに気付け、別の考えや行動(例えば、上司に相談や、誰かに助けを求めるなど)にも及べたのではないかと思いました。

なので、ケロロがここでお伝えしたいのは、呼吸が浅くなっているということに気付くこと、そして、自分が今呼吸が浅くなっている状況にいるということを無視せず、受け入れることが大切だということです。
そしてそれは、自分の心と体に耳を傾けられているということでもあると思います🌸
ケロロが頑張りすぎないために、日々の生活に取り入れていること
頑張り屋さんは、頑張る事柄に一生懸命になりすぎて、自分がおざなりになりやすいです。ケロロもそうでした。そのため、頑張りすぎている自分に気付くためにも、日々意識するポイントを押さえることが大切になってくると思います。
ケロロは以下の2点を、日々の生活の中に取り入れています。
①ヨガと寝る前の深呼吸
②五感を大切にする
それでは、ひとつずつ説明させてください。
①ヨガと寝る前の深呼吸
自分の呼吸の変化に気付くために、普段から呼吸に耳を傾ける生活習慣を身につけることが大切です。現在、ケロロが呼吸に耳を傾けるためにやっていることは、ヨガと寝るときに横になったままでやる深呼吸です🌸

ヨガについては、知っている人も多いかもしれませんが、呼吸を意識しながら実施するエクササイズです。いつもYouTubeのヨガサイトを見ながら実施しているのですが、ケロロの場合、何もないときはヨガの先生と同じリズムで実施できるのに対し、何か心配事があるときは、同じ動画でもヨガの先生とリズムが合わず、早く実施してしまいがちになります。
また、ケロロは寝るときに、布団の中に入ってから深呼吸をしています。ちょっと瞑想ちっくなのですが、息を深く吸うときに、外からのきれいな空気を身体の中に入れ、きれいな空気が身体の隅々まで届くイメージを、長く息を吐くときには、身体の中の汚れたものが口から出ていくイメージでやっています。このイメージをしながら深呼吸をしているとき、やはり心配事があると、気が散ってうまくそのイメージの深呼吸をするのが難しくなります。その時に、ケロロは自分のことを「〇〇のことがやっぱりきになっているんだなぁ」と理解し、「頑張ってたね」「えらいね」など自分を労った後、再びそのイメージの深呼吸に集中します。

脳の専門家、加藤俊徳先生は、『名医が実践する 脳が変わる超・瞑想』(サンマーク出版)の本の中で、脳の神経活動には酸素が必要不可欠なため、深呼吸をすることで脳に効率よく酸素を送ることができること、また、意識して深呼吸をすることは気分をリセットするにも有効であると述べていました。
そのため、呼吸に意識を向け、また深呼吸を意識的に生活に取り入れることは、自分の状態を把握できるのと同時に、自分へのケアも兼ねているといえるのではないかと思います✨
このブログの共著のつきりんは、深呼吸と深いかかわりのある瞑想を朝に取り入れています。こちらも参考にしてみて下さい!
②五感を大切にする

わたしたちは、5つの感覚をもっています。生きるために必要な感覚なので、いつもあることが当たり前で意識せずに使っているのではないかと思います。そして悩みがあると、知らずのうちに悩みに集中して、5つの感覚がおざなりになりやすいです。例えば、食べているときに、食べ物の味や香りなどに集中できなくなってしまいます。
脳の専門家の加藤俊徳先生の本(『名医が実践する 脳が変わる超・瞑想』(サンマーク出版)よると、人間は悩んでいるとき、悩みの対象にとどまったままになり、別のところに意識が動かなくなるので、ほかの物事に注意が向かないだけでなく、自分の指先にすら意識が向かない。そのため、悩みに負けることなく解決するには、そんな意識を自分の意志で動かすことから始めることだそうです。ただ漠然と意識を変えることは難しいので、意識を向ける対象を『自分自身の身体』に設定し、自分の身体と脳を動かすことが、手に取れない悩みを間接的に動かしたり、消したりすることに繋がるとのことでした。
そのため、普段から五感を意識する時間を取ることをお勧めします。例えば、食事のときは、食べ物を舌で味わうだけでなく、目や鼻も使って意識して味わう。この意識できるかどうかが、大切になってくるかと思います。

また、脳の専門家、加藤俊徳先生は『名医が実践する 脳が変わる超・瞑想』(サンマーク出版)の中で、人間の脳は、周囲の環境から非言語情報を収集し、他者分析に使う「右脳」と、言語操作によって自己分析や自己主張に使う「左脳」とがあり、他人のことばかりに気をとらわれて自分をないがしろにしていると、右脳と左脳のバランスが崩れてしまい、自分と他人との距離がうまく取れなくなったり、自分のやりたいことや言いたいことが分からなくなったりしてしまうとありました。
つまり、普段より五感の感覚を大切にしていると、悩みから距離を置けると同時に、自分自身に意識を向けることもできるため、右脳と左脳のバランスにも効果的なのではないかと思います。そして、自分自身に意識が向くことで、もっと自分が喜ぶものを選択したり、行動したりするようになり、自分に対して新しいポジティブな循環が生まれ、自分を大切にしているということにも繋がるのではないかと思います💗

まとめ
頑張り屋さんが頑張り過ぎないために、普段の生活から呼吸と五感を意識し、その変化を把握することで、頑張り過ぎていないか立ち止まることができると同時に、自分をケアすることにも繋がります。
そのため、深呼吸や、五感に集中する時間を持つことは、ケロロにとって悩みから距離を置く最適な方法となっています。
頑張りすぎない方法は人によって様々でもあるので、ひとつの参考になればうれしいです。
そして、なかなか自分に合ったやり方が見つからないという人は、専門家の助けを求めることもひとつです。深刻な問題がある場合は、専門家に相談することをお勧めします。
最後まで読んでくれてありがとうございました🥰
みなさんの今日が楽しい日となりますように~🍀
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