頑張り屋さんが、頑張りすぎないためのトリセツ

こころと身体を整える

 みなさん、こんにちは🌸 はじめて『大人のキラキラ探検隊』を覗いてくださっている方も、以前も覗いてくださった方も、ありがとうございます💗 ケロロです🐸

 ケロロは長く仕事をする中で、頑張りすぎてメンタルがやられた時もありました。その後なんとか持ち直して仕事は続けていましたが、子どもの出産を機に退社し、しばらく仕事から遠ざかっていました。

 仕事と少し距離があいたこともあり、メンタルがやられた時のことを思い返しては、あの時はどうしたらよかったのかなぁと振り返ることが何度かありました。

 頑張ることが悪いことではなかったけれど、心身が不調になるくらい頑張りすぎてしまうのは、やっぱりよくなかったなぁと思うと同時に、そこまで頑張りすぎていることに気付けなかったケロロがいたなと思いました。

 それには様々な要因があるものの、もうちょっと自分に目を向けて、そのサインに気付いてあげられたら、また違った道を歩んでいたのかなと思ったりして。。。

 今回は、30代以前のケロロには備わっていなかった自分の心や身体に耳を傾ける方法を、ケロロの体験談を含めてお伝えしたいと思います🍀

頑張り屋さんが、頑張りすぎないためのトリセツ

自分のふつうの状態を知る

 わたしたちは、毎日生きています! 生きていれば、呼吸をしています! 意識していなくても、呼吸をしています! 

 そして、わたしたちはその状況によって、呼吸の深さ、浅さを変化させています! それも意識せずに!

 リラックスしているときは、深くゆっくりした呼吸になるのに対し、イライラしたり心配事があったりしたときは、呼吸が荒く早くなります。

 「そんなの知ってる~!」と思ったかもしれません。ケロロも、知識として学生の頃から知っていました。しかし、実際自分がイライラしているときに、「あー、呼吸が早いな」と意識を向けることはほとんどなかったように思います。

 なので、ケロロはここでお伝えしたいのは、呼吸が浅くなっているということに気付くこと、そして、自分が今呼吸が浅くなっている状況にいるということを理解することが大切だということです。

 ふだん、同じことを実施していても、呼吸のリズムに違いがあるのかないのか、もしあるなら、今自分のどういった状況が普段の呼吸のリズムと違くさせているのかを、きちんと捉えるようにしてみてください。

 「えー、なんで呼吸を意識することが、そんなに大切なの??」と思ったかもしれません。

 ケロロがなぜそんなに呼吸の変化やそれに伴う状況理解を強く言うかというと、ケロロが頑張りすぎてしまった時、自分に意識を向けていなかったため、呼吸の変化など全く気にも留めていませんでした。しかし、もし呼吸が浅くなっていることを理解し、それが長く続いていることをきちんと理解していれば、自分に負荷をかけている期間が長すぎていること、つまり頑張り過ぎてしまっていることに気付け、別の考えや行動(例えば、上司に相談や、誰かに助けを求めるなど)にも及べたのではないかと思いました。

 なので、自分の呼吸に普段から意識を向けることは、自分の状態を知る一つの手段ではないかとケロロは思います。
 そしてそれは、自分の心と体に耳を傾けられているということでもあると思います🌸

呼吸を意識する生活習慣

 自分の呼吸の変化に気付くために、普段から呼吸に耳を傾ける生活習慣を身につけることをお勧めします。

 現在、ケロロが呼吸に耳を傾けるためにやっていることは、ヨガ寝るときに横になったままでやる深呼吸です🌸

 ヨガについては、知っている人も多いかもしれませんが、呼吸を意識しながら実施するエクササイズです。いつもYouTubeのヨガサイトを見ながら実施しているのですが、ケロロの場合、何もないときはヨガの先生と同じリズムで実施できるのに対し、何か心配事があるときは、同じ動画でもヨガの先生とリズムが合わず、早く実施してしまいがちになります。

 また、ケロロは寝るときに、布団の中に入ってから深呼吸をしています。ちょっと瞑想ちっくなのですが、息を深く吸うときに、外からのきれいな空気を身体の中に入れ、きれいな空気が身体の隅々まで届くイメージを、長く息を吐くときには、身体の中の汚れたものが口から出ていくイメージでやっています。

 このイメージをしながら深呼吸をしているとき、やはり心配事があると、気が散ってうまくそのイメージの深呼吸をするのが難しくなります。その時に、ケロロは自分のことを「〇〇のことがやっぱりきになっているんだなぁ」と理解し、「頑張ってたね」「えらいね」など自分を労った後、再びそのイメージの深呼吸に集中します。
 ちなみに、この深呼吸を上向きでやっているのですが、やっていると副交感神経が優位になるのか、いつの間にか寝ています。なかなかこの深呼吸をやってもすぐに寝れないときは、横向きの体勢になってやっていると、すぐに寝れたりもします。これはケロロ流かもしれませんが、深呼吸がうまくできれば、上向きでも、横向きでもいいのかなと思ったりして…。

 上に挙げた二つ(ヨガと寝る前の深呼吸)は、両方とも『深呼吸』が関係しています。

 脳の専門家、加藤俊徳先生は、『名医が実践する 脳が変わる超・瞑想』(サンマーク出版)の本の中で、脳の神経活動には酸素が必要不可欠なため、深呼吸をすることで脳に効率よく酸素を送ることができること、また、意識して深呼吸をすること気分をリセットするにも有効であると述べていました。

 そのため、呼吸に意識を向け、また深呼吸を意識的に生活に取り入れることは、自分の状態を把握できるのと同時に、自分へのケアも兼ねているといえるのではないかと思います✨

 このブログの共著のつきりんは、朝に瞑想を取り入れています。参考にしてみて下さいね!

五感を大切にする

 わたしたちは、5つの感覚をもっています。生きるために必要な感覚なので、いつもあることが当たり前で意識せずに使っているのではないかと思います。

 以前のケロロは、全然意識せずに生きていたので(笑)、ご飯はテレビを見ながらのながら食べの常習犯です。これを書いている現在も、ご飯はながら食べをしてしまいがち…。

 しかし、ケロロのメンタルがやられた時、ご飯の味もあまり味わえず、テレビを観てるけど、観ていないという状態になったことがありました。その状態のケロロを見た母親が「大丈夫?」と問いかけてきたぐらい、危うい状態だったのかなと思います。

 つまり、メンタルがやられた時は、五感すらもうまく機能できなくなるのだと思います。

 なので、普段から、五感を大切にすることをお勧めします。例えば、食事のときは、食べ物を舌で味わうだけでなく、目や鼻も使って意識して味わう。この意識できるかどうかが、大切になってくるかと思います。

 悩みがあると、知らずのうちに悩みに集中して、例えば食べ物に集中できなくなってしまいます。毎回の食事で意識するのは難しいかもしれませんが、夕飯は意識しながら食べてみるとか、食事以外でも、例えば布団のシーツの感覚を味わうとか、それぞれの五感を意識するタイミングを作ってみて下さい。そして、それに意識できるのか、意識できないかによって、また自分の心と身体の状態を知ることができます。

 ケロロも先に書いたように、ばたばたしているときは、五感がおざなりになりがちですが、一人のランチのときや、忙しくない夕飯のときは、食事を五感を使いながら楽しむようにしています。また、夏にクーラーの効いた部屋で寝るときに、シーツの冷たさの気持ちよさを味わったり、飼い猫をブラッシングしながら、そのかわいらしさを目で堪能し、なでて毛並みを堪能したりと、五感を感じる生活をするようにしています。

 そのように聞くと、「なーんだ、そんなこと普段からやってるよ」と思ったかもしれません。そうなんです! これらは、普段意識しないでふつうにやっていることなので、普段ふつうにやるときに、五感を意識してやってみるようにしてみてください。

 そのように五感の感覚を大切にする中で、例えばコンビニ弁当が味気なく感じたら、自分の食事に意識が向き、もっと自分が喜ぶものを選ぶようになるかもしれませんよね。それは、普段の生活のタオルとか、そういったことにも意識が向かうかもしれません。そうすると、自分に対して新しいポジティブな循環が生まれ、自分を大切にしているということにも繋がると思います💗

 脳の専門家、加藤俊徳先生は、先ほどの本の中で、人間の脳は、周囲の環境から非言語情報を収集し、他者分析に使う「右脳」と、言語操作によって自己分析や自己主張に使う「左脳」とがあり、他人のことばかりに気をとらわれて自分をないがしろにしていると、右脳と左脳のバランスが崩れてしまい、自分と他人との距離がうまく取れなくなったり、自分のやりたいことや言いたいことが分からなくなったりしてしまうとありました。

 そのため、自分の呼吸や五感に意識を向けることは、自分をきちんとケアすることにも繋がると言えると思います💗

まとめ

 頑張り屋さんが頑張り過ぎないトリセツとして、普段の生活から呼吸と五感を意識し、その変化を把握することで、頑張り過ぎていないか立ち止まることをお伝えしました。

 また、逆に普段から呼吸と五感を意識して生活し、深呼吸したり、自分の五感を喜ばせることを実施することは、自分をケアするということにもなります。

 脳の専門家の加藤俊徳先生曰く、人間は悩んでいるとき、悩みの対象にとどまったままになり、別のところに意識が動かなくなるので、ほかの物事に注意が向かないだけでなく、自分の指先にすら意識が向かない。そのため、悩みに負けることなく解決するには、そんな意識を自分の意志で動かすことから始めることだそうです。ただ漠然と意識を変えることは難しいので、意識を向ける対象を『自分自身の身体』に設定し、自分の身体と脳を動かすことが、手に取れない悩みを間接的に動かしたり、消したりすることに繋がるとのことでした。

 悩みと距離が近すぎると、なかなか気づけないこともある。悩みと距離を少し置くことで、見えてくることも違ってくるということだと思います。
 そして、頑張り過ぎているということは、悩みとの距離が近すぎている状態でもあるのかなと思います。

 悩みから距離を置く方法として、深呼吸や、五感に集中する時間を持つことは最適な方法のひとつです! 普段の生活から習慣化し、いざというときに備えるのも大切ですよね!

 頑張り屋さんが頑張り過ぎないために、まずは自分ファーストの生活を取り入れて、自分の感覚が喜ぶことから始めてみるといいかもしれません💗

 最後まで読んでくれてありがとうございました🥰 

 みなさんの今日が楽しい日となりますように~🍀

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