こんにちは、ケロロです! 暑い日が続きますが、元気にしてますか?🌞
子ども中心の夏休み生活で、こっそりスマホを覗く中、以前興味があって購入したけど全然読んでいなかった本を発見! その本の中で、60歳を超えた先輩が、アラフィフの私たちにまさに忍び寄ってきてるお金の不安に対して、どうやって自分軸をシフトして、自分が『幸せ』と思える生活をしているのかが綴られていました。日々の生活に関してもそうですが、考え方などもとても参考になりました💗
今回は、その本について、少し心理学的側面からも触れながら、紹介していきたいと思います!
紹介する本:『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』(著者:紫苑、大和書房)
ケロロは子どもを出産した後、一時無職になりました。旦那の稼ぎはありますが、ケロロがそれまで稼いでいた分はそのままゼロになったため、将来のことを考えて、節約を試みようとしました。
ケロロの当時の節約術は、『The お金を遣わない&家計簿をつける』でした。シンプルなのですが、当時のケロロにはとても辛かったのを覚えています。なぜなら、以前は割とゆるく遣えていたお金が、遣えなくなった。そして、家計簿までつけていたのに、月々の額にあまり変動がない。結果がでないので、面白くないのです。その後、あまりに辛くて家計簿をつけるのをやめました。多分、外食とか、節約しきれていない部分が多々あったのだと思います。
そのため、日々幾ら遣ったに悩まされるより、「将来働いて稼げばいいんだ!」「お金について考えるのは、やめやめ!」とあっけなく節約意識生活をやめました。
そんなケロロでしたので、紫苑さんの『月5万』で『楽しい節約生活』とは、どういうものか興味をもち、初めは書店で見かけたのですが、のちに頭から離れず、家でポチッ(ネット注文)したのを覚えています。
今回読んでみて、「なるほど」「ここがケロロとは違った!」「こういう風にすればいいのか!」と具体的なことが色々と参考になったのはもちろんなのですが、一番は参考になったのは『考え方』でした。
これから、それらについて説明したいと思います!
『食費を切り詰めよう』から『安くて美味しい食材は何だろう』への転換
紫苑さんも、初めは「食費を切り詰めよう」「生活費を切り詰めよう」と『お金』に軸を置いて生活していたようですが、それだと面白くない。そこから、根本には『とにかくお金は遣わない』を掲げ、その中で「安くて美味しい食材は何だろう」と考えるようになり、日々の生活の中で、食事作りに軸を置くようになったようです。
『安くて美味しい食材』、それはつまり、旬の食材です! つきりんも、旬の食材の良さについてお話してますよね!
紫苑さんは同じ食材を扱うとき、「昨日は美味しかったのに、今日は美味しくなかったのはなぜだろう」と、食事のおいしさを軸に据えることで、「今日は何を食べよう」「どんなふうにすれば、美味しくなるかな」と、自分の手で工夫することを考えていきました。
そして、自分の舌が満足する食生活をすることで、節約は無理しなくてもできるとわかるようになり、逆に楽しめるようになったとのことでした。そして、お金のことばかり考えていないので、お金に振り回されることもなく、貯金すらできていたとのことでした!
とっても、ステキですよね✨
ケロロと紫苑さんの大きな違いは、『お金に振り回されているか、いないか』にあったのではないかと思いました。
ケロロは、『節約』と思った時、「本当はこれが買いたいけど、高いからこっち」とお金を軸にして色々考えていたと思います。その結果、特に料理方法に工夫をしているわけではないので、『お金』軸から離れられない。
でも、紫苑さんは、お金のことは一旦おいておき、いかに安い食材を、自分好みの味に変化させるのかに焦点を置くことで、日々の生活までもが楽しめるようになりました。
それは、食事だけでなく、住まいや、自分のファッションに関しても、どうしたらお金をかけずに、自分の居心地のいい空間やものにできるのかを、とても考え抜いていました。そして、食事の時と同じように『お金軸』で考えず、『今の暮らしの良さ』に焦点を当てることで、心も身体もより気持ちよく過ごせるようになっていたのが伺えました。
節約=知的な行為
今回、ケロロが紫苑さんの本を読んで、『節約』について深く感銘を受けました。
「節約とは、一円でも安い店を探すことでも、ティッシュや洗剤の量を減らすことでも、安ければいいと身体によくない食べ物を摂ることでもないんですね。」
『71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活』紫苑著(大和書房)
「節約とは限りあるお金をどんなふうに『遣う』かを考え抜く知的な行為なんですね。」
紫苑さんは、『不相応な家賃のマンション・買い物』『仕事に追われ、身体を壊す』生活から一変、「安いとおいしいのバランスが取れているメニューは?」「自分に似合うファッションとは?」「築40年の中古だけど、できるだけ快適に、自分らしく過ごすためには?」など、日々いろんなことを考えるようになったそうです。
紫苑さんの節約術を読んで、ケロロは安易な節約のやり方しかしておらず、そのためお金にとらわれ、限りあるお金の中で、余計不安になっていっていたのだなと思いました。
しかし、紫苑さん流節約術は、自分を知り、いかにお金を遣うのかを考える作業が中心にあり、自分の心と身体が豊かになるだけではなく、脳のトレーニングにもなりそうだと思ってしまいました🥰
自分の幸せ軸のヒント
今回、『節約』がテーマの内容だったと思いますが、節約についての考え方のシフトは、色んなことに応用できそうだと思いました。
『節約』=『お金を遣わない』、これは一般的な考え方です。しかし、そう考えると、「使いたいのに使えない!」とフラストレーションがたまりそうです。
しかし、そこから一歩離れて、「旬の食材で美味しく料理するにはどうしたらいいんだろう」など、視点を変えることで、気持ち的にも楽になり、自分の心地よい結果(ここでは美味しい食事が作れた)が得られれば、心も身体も満足した上に、結果節約もできていたということに繋がります。
生活環境が変わったり、何かを見直さなくてはいけなかったりするとき、一時はその変化はフラストレーションになるかもしれません。
しかし、見る『軸』を少しでも楽しめることにずらすことで、実は以前よりも快適な日々が待っているのかもしれません。
そのためには、『自分を知る』ということは、改めて大切ですよね。つきりんもアラフィフからの幸せについて、色々ヒントを教えてくれています。
自分が直面している問題に対して、すぐに軸をずらすのは難しいかもしれません💦
その場合、今普通に日常でできていることを、どうやったらもっと快適に、心地よくできるかを考えてみるのがいいかもしれません。
なんともないことを楽しくできたら、きっと色々応用できること間違いなしです🌟
おわりに
今回、紫苑さんの本を読むことで、相田みつおさんの「しあわせは いつも自分のこころがきめる」という言葉を改めて思い出しました。そして、そのままで幸せならいうことないですが、ちょっとした『考え方』や『工夫』によって、『自分が幸せと感じられる状態になれる』ということを教えてもらいました。
詳しくは、是非本書をご覧になってください💗
みなさんが、上手に『幸せ軸』を見つけられますように~🍀
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