大切な人との関係性の変化に対応する

いきいきする暮らしのヒント

 こんにちは、ケロロです🌈

 もしあなたに子どもがいる場合、子どもの成長とともに、自分と子どもとの関係性が変わることは、身にしみて感じていると思います。
 それでは同じ家族でも、旦那さんとはどうでしょうか? 自分の親とは? 友人とは?

 アラフィフの皆さんの状況は多種多様ではあると思いますが、長期にわたって繋がりのある家族や友人との関係性について、大きく変容した人もいるかもしれません。

 今回は、みなさんが感じる大切な人との関係の変化や、それに対する対応について、ケロロの周りの体験談を含め、お話ししたいと思います!

大切な人との関係性の変化に対応する

変わったのは誰?

 長く連れ添った家族や友だちと、「このところうまくいってないな」と感じているとき、理由がわかっている場合と、いまいち理由がわからない場合があると思います。

 例えば自分、もしくは相手が大病を患ったり、介護が必要になったりした場合、否応なしに新たな関係性を強いられます。そして、今までと違う関係性になることで、やりにくさやストレスを抱えることはよくあることです。

 病気に伴う変化は、ある種わかりやすさがありますが、「なんか相手がつめたいなぁ」「感じ悪いなぁ」と感じた場合、相手がどうしてそういった態度を自分に向けているのかいまいちわからないというのもあると思います。
 初めは単に相手が忙しくてピリピリしていたとか、一時的なこととして受け流そうとするものの、それが長期にわたって続くと、意識せざるを得ないストレスフルな関係となりますよね。
 長期にわたる相手との関係性を考える時、ひとまず考えてもらいたいことがあります。

 それは、「変わったのは、あなたですか? それとも、相手ですか?」です。

 相手との関係性に対し、何かしらのストレスとを感じた時、人は相手に対してその原因を見つけがちですが、もしかしたら変わったのは自分で、その自分の変化に相手がついていけておらず、その苛立ちを相手がぶつけてきている可能性があります。

 例えば、A子の旦那さんはもともとお酒が大好きで、A子さんもそれを承知で結婚したものの、子育てしながらも変わらない旦那さんのお酒の飲み方に対してA子さんは疑問を抱くようになり、それがA子さんと旦那さんとのギスギスしたやり取りに繋がる、といったようなことです。
 この場合、A子さんの旦那さんは、A子さんと出会ったころからずーっと変わっておらず、以前と変わったのはA子さんなのです。

 このように、出会った当初は問題ではなかった事柄が、後々にお互いのズレとして浮上してくる場合もあります。また、それぞれが様々な体験をする中で、価値観などの変動があり、お互いそれぞれが変わったことによるズレもあるのではないかと思います。

 でも、本来なら『大切な人』のはずなのに、『ストレスな人』になってしまうのは悲しいですよね😢 
 ここで、『大切な人』を『大切な人』のままにしておくために、その対応についてお話ししたいと思います!

①まずは整理する

 『大切な人』との関係において、何が自分にとってストレスなのか、一度整理することをお勧めします。
 そのために、まずは『自分』は何が好きで、何が嫌いか、どのような体験をし、それをどう感じてきたのかといった『自分』について整理するのが大切だと思います。
 なぜなら、自分のことがわかっていないのに、相手との関係性について色々考えても、問題がブレてしまうからです。
 自分について整理することで、自分がどのように変わってきたのか、変わってないのかも理解できるので、まずは『自分』について一度整理してみて下さい。
 このブログの共著であるつきりんが、自己理解を深めるやり方をブログで紹介しているので、よかったら参考にしてみて下さい😊

 その後に、『大切な人』と自分の関係について、出会ったころから今まで、自分の中でどう変化してきたのか、相手はどう変化し、変化していないのかなどを整理してみて下さい。

 そういった関係性の振り返りの中で、『大切な人』が『大切な人』である所以が明確にされるかもしれません💗
 少し面倒と感じるかもしれませんが、ここで時間を取ることは大切なので、お勧めします。

②相手を変えようとしない

 まず、『自分は相手を変えられない』ということを覚えておいてください。
 「えー、相手がストレスなのに~」と思うかもしれませんが、相手を変えることができるのは、その本人だけです。つまり、変えられるのは『自分』だけなのです。

 もちろん、だからと言って相手に何も要求してはいけないのかというと、そうではありません。自分が思っていることを伝えることは大切です。
 ただ、『相手が変われば、全て解決するのに』という考えだと、ずっとストレスな関係性が続くだけなので、相手が変わることに期待はできないことを覚えておきましょう。

③相手の変化を前向きに受け止め、自分の対応を柔軟に変化させる

 自分と相手との関係を整理した中で、相手が出会ったころと変わってしまった場合、それを前向きに受け止めることは大切です。また、何も変わらない相手に対してストレスを感じている場合、自分の対応を柔軟に変化させることもひとつの手です。
 例えば、お酒好きでスナック通いを楽しんでいた旦那さんに対して、以前は「自分だけ楽しんで😠」といら立ちを感じていた奥さんが、自分も一緒にスナックに行き、そこでカラオケをすることに楽しみを見出し、共にスナックに行くことが夫婦の楽しみの一つになったというケースもあります。
 相手が変化する、変化しない事柄に対し、逆に自分が楽しめることを探すことで、新たな関係性に発展するかもしれませんので、是非試してみて下さい。

④新しい共通の話題を探す

 『大切な人』との関係の変化により、以前一緒に楽しめていたことが楽しめなかったら、何となくさみしいですよね。
 でも、もし以前に一緒に楽しめていた事柄があるなら、他にも一緒に楽しめることはあるはずです! そのためにも、トライ&エラーを繰り返す可能性はありますが、新しい何かを模索することは大切です。
 ケロロの周りでは、以前は一緒にお酒を飲むのを楽しんでいた夫婦が、今は一緒に登山することを楽しむようになりました✨
 関係性に対して不満を持っているときはもちろんですが、関係性に満足しているときでも、共通の楽しみが増えることに越したことはないので、共通で楽しめる事柄にいつでもアンテナを立てておくことをお勧めします💗

⑤感謝の言葉を忘れない

 感謝の言葉を日常で意識して伝えることは、相手との関係性を良好に保っていくのにとても有益です。
 例えば、相手に対してイライラするときがあっても、日ごろから相手に感謝の言葉を伝えていると、「こういうところで助けられているんだよね」と気持ちがリセットされやすくなります。
 逆に感謝の言葉をおざなりにしていると、自分と相手とのその時の関係性で生じた気分を引きずりやすくなり、ぎくしゃくした関係性を長期に持ち越しかねません。
 また、相手に感謝を伝えることで、相手との関係性が好循環になりやすいです。誰だって、文句ばかりよりも、感謝の言葉を伝えられる方がうれしいですよね。そして、それが『大切な人』からであれば、余計うれしいですし、何に感謝されたかもアンテナが立ち、それがまた正のスパイラルを生むことに繋がります✨

 ①であったように、自分と相手との歴史を整理したとき、あなたの中にじわっと相手に対する感謝が浮かび上がってくるかもしれません。それは過去の出来事かもしれませんが、それを今言葉で感謝するのもありだと思います!
 一日一回感謝の言葉を伝えることをお勧めします💗

最後に…

 今回は、大切な人との関係性の変化にどう対応するかについて、紹介させていただきました。
 年を重ねれば重ねるほど、様々な体験をし、価値観などが変動するのは当然と言えば当然のことです。それは自分にも言えますし、『大切な人』にも言えることです。お互いが変動する中で、関係性の『ズレ』も生じてくることもあるかもしれません。
 今回は、その『ズレ』を感じつつも、それにみなさんが柔軟に対応すべく術についてお伝えしました。

 少しでも皆さんの参考になればうれしいです🥰

 

 

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