アラフィフになってから、以前のように頑張れなくなったと感じることはありませんか。
- やる気が出ない
- 気持ちが乗らない
- 何をしても疲れてしまう
- 気持ちが乗らない
そんな気持ちを抱える方は多いのではないでしょうか。
こんにちは。つきりんです。
私も、50代に入ってから、
「前みたいに頑張れないな」と感じることが増えました。
やる気がなくなったわけではないのに、なぜか動けない。
やろうと思っても、気持ちがついてこない。
そんな自分に、少し戸惑ったり、「このままで大丈夫かな」と不安になったりすることもありました。
でも、同じ年代の友達と話していると、みんな似たような変化を感じていることに気づいたのです。
これは、心と体が変化に合わせて、“ゆっくり整えようとしている自然な反応” なのだと感じています。
この記事では、私自身の体験と心理学の学びをもとに、50代でやる気が出なくなる理由と、今日からできるやさしい対処法をお伝えします。
⚠️この記事は、公認心理師としての知識と私自身の体験をもとに書いています。心や体の不調には個人差があります。心身の不調を感じる場合は、無理をせず、医師や専門家にご相談ください。
1. 50代で「やる気が出ない」と感じる人が増える理由

50代でやる気が出なくなるのは、年齢による心身の変化やライフステージの変化が重なる中で、心がこれからの生き方をゆっくり見つめ直そうとしている時期だからかもしれません。
アラフィフは、人生の節目がいくつも重なる時期です。
子育てがひと段落したり、親の介護が始まったり、仕事の役割が変わったりー。
心理学では、この時期を「ライフステージの再編期」と呼びます。これまでの生き方を見直し、次のステージに向かう準備をする時期です。
そのため、心のエネルギーが外へ向かうよりも、内側へ向かいやすくなります。
私自身が50代で感じた心の変化
50代に入ると、心の中で少しずつ変化が起きてきました。
具体的には、こんな変化がありました。
以前の私は、目標を決めて、それに向かって頑張ることが当たり前でした。評価や成果を意識して、「もっと頑張らなきゃ」と自分を引っ張るようにして動いていました。
でも、アラフィフになってから、その“頑張り方”に違和感を覚えるようになりました。
そんな感覚があったのです。
初めの頃は戸惑いましたが、この変化は決して悪いことではなく、心が「これからは違うペースで生きたい」と教えてくれているサインなのだと思いました。
50代は心も体も大きな変化を経験する人もいます。更年期の気持ちの揺れについてはこちらの記事でも詳しく書いています。
2. 心と体のゆらぎがやる気に影響するとき

50代は、心も体もゆっくりと変化して行く時期です。
生活のリズムが変わったり、疲れやすくなったり、気分の波を感じやすくなったり…。
こうした「ゆらぎ」は、誰にでも自然に起こりうるものです。
- なんとなく疲れやすい
- 集中しづらい
- 気分が安定しない日がある
- 眠りが浅いと感じることがある
こうした変化は、意欲や気持ちの動きにも影響すると言われています。
「やる気が出ない」という状態は、あなたが怠けているわけでも、弱くなったわけでもなく、
心と体が “少しゆっくりしたい” と伝えているサイン
なのかもしれません。
年齢を重ねる中で起こる自然な変化として、やさしく受け止めてあげることが大切です。
気分が重い日のやさしい受け止め方については、共同著者のケロロが紹介しています。
3. 心理学でわかる「やる気が出ないときの心の状態」
心理学では、意欲の低下は “心の防衛反応” と考えられています。
強いストレスや疲労が続くと、心が自分を守るために活動量を落とそうとすることがあります。
- 頑張りすぎてきた人ほど起こりやすい
- 心が疲れを感じてブレーキをかけている
- 自分責めがさらに意欲を奪う
特に50代女性は、「家族のため」「仕事のため」と長年頑張ってきた方が多いので、心が一度立ち止まろうとするのはとても自然なことです。
4. 小さな行動が心を動かす理由(私の体験)

私自身、「気になるな」「やってみたいな」と思っても、なんとなく動く気になれず、そのままにしてしまうことがよくありました。
何かに興味を持ったとしても、「へぇー」で終わらせてしまうことが増えていたのです。
そんなある日、ふっと、
「このまま気になることを放置するのはもったいない」
と感じました。
そこで思い切って、気になっていたファイナンシャルプランナーの勉強を始めてみることにしました。
といっても、最初にしたことはーーー
本屋でテキストを1冊買っただけ。
そんな不安もありました。
でも、不思議なことに、
たった1冊のテキストを買っただけなのに、帰り道、気持ちが明るくなっている自分がいました。
まだ何も始まっていないのに、
「自分、ちゃんと動き出したな」
そんな感覚があったのです。
行動することで気持ちは後からついてくる。そのことを、身をもって感じた瞬間でした。
そこから少しずつ、
が生まれてきました。
そして、「読まなきゃ」や「いつまでに終わらせよう」と気負うことをやめて、1章ずつ、ゆっくり読んでいくことを意識しました。
気づけば、日常に前向きな変化が増え、漠然とした不安もやわらいでいったのです。
この経験から気づいたのは、
「やる気が出たから行動するのではなく、行動するからやる気が生まれる」
ということでした。
心理学でも「まずは動いてみることで、気持ちが後からついてくる」と考えられています。
5. 今日からできるやさしい対処法4つ

ここからは、私が実際にやっている具体的な対処法を紹介します。全てを一度にやろうとしなくて大丈夫です。まずは「これならできそう」と思うものを1つだけ選んでみてください。
①小さな好奇心を大切にする
「ちょっと気になる」「面白そう」
そんな気持ちを大切にして、まずはほんの少しだけ動いてみませんか。
- 5分だけ調べてみる
- 本屋さんで本を探してみる
- 少しだけ体験してみる
それだけで十分です。
②無理に頑張らない
アラフィフからは「頑張る」よりも「心地よさ」が大切です。
無理に「何か見つけなきゃ」「何かやらなきゃ」と自分を追い立てる必要はありません。
「やりたい」と思えることを選ぶことが、自然なエネルギーにつながります。
続けられなくてもいいし、やめてもいい。
そのゆるさが、逆に前向きな気持ちを育ててくれるかもしれません。
③自分のペースを楽しむ
人と比べる必要はありません。
アラフィフからの人生は、自分のための時間を楽しむステージです。
ゆっくりでも、自分らしく進むことが、結果的に一番心が満たされると感じています。
④夜のセルフケアで心を整える
気分の重い日は、夜の過ごし方を少し整えることで、翌日の心の軽さが変わります。
まずは心を整えたい方へ、夜のセルフケアもおすすめです。
まとめ|アラフィフからの人生はもっと軽くなる

50代は、心と体が大きく変化する時期です。
アラフィフでやる気が出ないのは、心が変化に適応しようとしている時期なのかもしれません。
それは、
「頑張る人生」から「楽しむ人生」へ
移っていくサインなのかもしれません。
- 好奇心を大切にする
- 小さく行動する
- 自分のペースを大事にする
そんな小さな積み重ねが、心をゆっくり動かしてくれることがあります。
まずは今日、気になったことをひとつだけ調べてみてください。
少し動き出してみたい方は、バケットリスト作りもおすすめです。
その小さな一歩が、これからの人生をもっと豊かに、もっと軽やかにしてくれるはずです。
参考にした研究・公的情報
この記事は、私の体験に加えて、以下の心理学の研究や公的機関の情報を参考にしています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト「更年期」
☞公式サイトを読む
公益財団法人長寿科学振興財団 「脳の形態の変化」
☞公式サイトを読む
首藤 祐介、山本 竜也.「Well-being 向上を目的とした オンライン行動活性化プログラムの効果の検討 ーランダム化比較試験ー」
☞論文を読む







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